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おてがみ-2024.08月号

letter2408-1.jpg暑い日が続いています。お元気でお過ごしでしょうか。
今年の夏は本当に暑くて熱中症になる方が多いようです。
今年度から横浜市疾患別医療・介護連携事業として、摂食嚥下・心疾患・糖尿病緩和ケアーの4大疾患の三師会・医療介護に係る人材の対応力強化と連携の強化に向けたネットワークづくりを進める事を目標として事業が始まりました。
各部門の横の繋がりを強化する事により、患者さんの全身状態を把握し、より良い状態にしようというものです。
今以上に勉強して皆さんの健康維持を支えていきたいと思っています。
夏を、しっかり乗り切りましょう。


続きの記事
◆<唾液のおはなし>
◆<夏の皮脂対策>

<唾液のおはなし>

お口の中の唾液は、私たちの健康に深く関わっています。
唾液は口の中を潤おすだけでなく、口の中の細菌の増殖を抑えて口臭・虫歯・歯周病など、さまざまなトラブルから私たちを守ってくれています。
唾液は、主に99%以上が水分で、残りの1%は抗菌・免疫・消化などの重要な成分で出来ています。
通常、健康な人で1日あたり1リットル~1.5リットルもの唾液が分泌されています。
唾液の分泌量が減ってしまうと、口の中が感想して食べ物をうまく飲み込みずらくなったり、口の中がネバネバしたり、口臭・舌苔・舌痛・口内痛・カンジタ菌による口内炎・虫歯・歯周病など色々なトラブルの原因になりやすいと言われています。
定期検診の際「唾液が少ないですね」と言われた場合、自身では気にならないレベルでも(末病)のうちに少し対策を考える事をお勧めします。
体重1kgあたりお水40ミリリットル、体重50kgでお水1.5~2リットルが目安です。
ただし、腎病など水分規制のない方に限ります。


<夏の皮脂対策>

気温が高くなる事で溶け出した皮脂は、汗のようには蒸発しないため、ベタつき感やテカリだけが残ってしまいます。
さらに、暑さによって汗が蒸発する際に周りの水分を奪うため肌のうるおいも奪ってしまうのです。これを補おうとして余計に皮脂が分泌されます。
さらに過剰に分泌されてしまった皮脂をそのままにしていると紫外線によって酸化され、酸化された皮脂は肌の刺激となり肌荒れにつながります。
皮脂対策の強い味方「サバ缶(水煮)」ビタミンB2・B6・良質なタンパク質・EPA・DHAが豊富で皮脂の分泌を抑え再生を促し肌の炎症も抑えてくれます。

letter2408-2.jpg *サバ缶パプリカマリネ*
◎材料
・サバの水煮缶 ・・・・ 1缶
・赤パプリカ ・・・・・・ 1個
・玉ねぎ ・・・・・・・・・・ 1/4個
・オリーブオイル ・・ 大さじ1.5
・酢 ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1 ★
・砂糖 ・・・・・・・・・・・・ 小さじ1 ★
・粗挽きこしょう ・・ 少々

◎作り方
① パプリカは種を取り食べやすい大きさにカットし、
  玉ねぎは、みじん切りにする。
② ★の調味料を合わせて、よくなじませておく。
③ フライパンにオリーブオイルを引きパプリカを5分ほど炒める。
④ 火を止めて刻んだ玉ねぎ、サバ缶を汁ごと入れ★の調味料を加えてよく和える。
⑤ 最後に粗挽きこしょうで味を引きしめて完成です!

 ⇒ 冷やしても美味しい!

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2024年08月07日 14:11に投稿されたエントリーのページです。

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