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おてがみ-2024.06月号

letter2406-1.jpgお元気でお過ごしのことと思います。
今年も梅雨の時期になりました。
毎日ジメジメして不快な気持ちになったりしますが、雨の中かたつむりを見つけるとゆっくり歩いていく姿にちょっとホッコリするのは私だけでしょうか。
今年は、診療報酬改定が大幅に行なわれ、いろいろな書類を出さなければなりません。
マイナンバーカードの普及に向け、保険証の廃止なども行なわれ、私のようにDXについていくことが大変な者にとっては少々住みにくい世界になっています。
カルテの電子化も進みます。
ガチガチの頭をやわらかくして、しっかり対応していかなければと考えています。
皆で頑張りましょう!


続きの記事
◆<歯周病は血糖値や血管に悪影響>
◆<眼精疲労>

<歯周病は血糖値や血管に悪影響>

歯周病は、歯に付着するプラーク(歯垢)にすみつく「歯周病菌」の繁殖により起こる感染症で歯の周りの歯肉に炎症を起こします。
歯垢・歯石がついたまま放っておくと歯肉の炎症が広がり歯肉炎から歯周炎へと進み、歯根を支える顎の骨(歯槽骨)を溶かし、やがて進行すると歯が抜けてしまいます。
お口の中だけのことではなく、最近では歯周病菌が血管内に入り込み血管系の病気・糖尿病・早産・低出生体重児・肺炎などとの関係が明らかになっています。
ですから、口腔ケアや歯周病の治療をすると血糖値が改善したり、誤嚥性肺炎が減るといわれています。
日本人の中高年の8割がかかっているという歯周病。半年に1度の定期検診をお勧めします。


<眼精疲労>

letter2406-2.jpg 「疲れ目」は、一晩寝れば治ってしまうものをいいます。
「眼精疲労」は、休息や睡眠をとっても十分に回復出来なかったり、回復したと思っても、すぐに目の疲れが現れたりする状態をいいます。
眼精疲労では眼を使い続けることによって、眼の痛み・かすみ・まぶしさ・充血などの症状が出たり、そのほか全身症状として頭痛・肩こり・吐き気などが現れたりします。
さらに進行すると、イライラや不安感・抑うつといった自律神経の症状へ発展することもあるので早めの対処が必要です。

《予防・対策》

一番大切なことは「目を休ませること」です。目を休ませたいけど時間が取れない・・・
そんな症状の方のために休ませる以外の方法をご紹介します。

・食事
βカロテン・アントシアニン・DHAなどは体の中でお互いに作用しあって効果を高めますので、まんべんなく摂ることで効果を発揮させましょう!

・目のマッサージ
血行が良くなり新陳代謝が良くなります。
①目を閉じて、まぶたの上から眼球を内側から外側にかけて小さく円を描くように、やさしくマッサージします。
②眼球の下側も、内側から外側に同じようにマッサージし、これを2~3回繰り返します。

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2024年06月04日 14:11に投稿されたエントリーのページです。

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