お元気でお過ごしのことと思います。
今年も、もう6月になりました。
6月というと「むし歯予防デー」です。
中学校の校医をやっているので検診に行っています。
マスクを当たり前のようにしていた3年間で、子供たちは口を開けているとか口の中が乾燥していると訴えてきます。
マスクをしていることにより、鼻呼吸がつらくなり、口を開けて呼吸するようになってしまいました。
それに従って、お口の中は乾燥してしまっています。
又、孤食が良いとされていたので、お昼ごはんを楽しく食べるという、私たちからしたら当たり前の行為が出来なくなっています。
コロナも5類に位置し、少し落ち着いてきたようです。
マスクを外せる時は、外してきれいな空気を吸って鼻呼吸をしっかりしてみましょう。
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◆<笑顔の準備は大丈夫ですか>
◆<片鼻呼吸>
<笑顔の準備は大丈夫ですか>
コロナが第5類になり、マスクを外しお顔の表情を見ながらお話しが出来る日常が少しづつ戻ってきました。
笑顔の準備は大丈夫ですか。
マスク期間のマイナスをプラスに考えて気になっていた前歯を治してしまった方もいました。
見える前歯も大切ですが、他人から見えない奥歯はとても大切です。左右どちらでも噛める状態にしましょう。
以前、せっかく作って持っていた入れ歯「面倒くさいから」「合わないから」外してなくしてしまった人はいませんか。
入れ歯を外していると、一見すると変わらないお顔に見えますが口の周りに独特なしわがより口元がすぼまったいわゆる梅干し顔になってしまいます。
しかし、自分にきちんと合った入れ歯を入れると口元が引き締まり表情豊かに印象も若々しく言葉もはっきりするので人との会話もはずむでしょう。
型をとって出来た入れ歯は、すぐにピッタリの方もいますが、模型上で作っているのでお口の中で動かして使った時、粘膜にすれることで痛みが出ることがあるので調整は必要です。
あきらめず、少しづつ慣れて自分の身体の一部にしていきましょう。
<片鼻呼吸>
やる気がでない、だるい・・・頭がボーッとする時に「片鼻呼吸法」がオススメです!
左右の鼻の呼吸を意図的にコントロールする方法で、カンタンですが頭がシャッキリします。
顔の血流も良くなり、自律神経が調整されイライラの抑制や快眠にも効果があります。
*イスに座っても、あぐらや正座でもOK、背筋を伸ばして座ります。
→両鼻で深呼吸を3回(目を閉じると呼吸に集中出来ます)
→片手で両鼻をつまみます(口は、ずっと閉じたままで!)
→右鼻の指を離し、4秒かけて息を吸って~同じ長さで息を吐きます
→指を戻します
→今度は左鼻の指を離し、4秒かけて息を吸って~同じ長さで息を吐きます
→指を戻します
慣れてきたら5分くらい(20回程度)行うと効果的です。
鼻の中で作られる一酸化窒素は血管を拡張し血流を良くする作用があると言われています。
片鼻だけで呼吸することで、これがより作られやすくなり血流が促進され、脳に酸素や栄養が送られて活性化するという仕組みだそうです。