おてがみ-2016.09月号
年齢を重ね心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態を「フレイル」と言います。
フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty.」を語源として作られた言葉です。
多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て要介護状態に陥ると考えられています。
また、高齢者の些細な口腔機能の衰え(滑舌の低下、食べこぼし、わずかのむせ、噛めない食品の増加)による、虚弱や老衰など介護が必要となる一歩手前の段階を「オーラルフレイル」といいます。
この衰えが全身の健康に影響することもわかってきています。
神奈川県では、全身のフレイルの入り口ともいえるオーラルフレイルの予防や改善に関する調査や取組みを進め、県民の「口から始まる健康寿命の延伸」を目指していきます。
もう9月になりました。
今年もあっという間に過ぎていきます。
オーラルフレイルは大切な考え方です。
当院でも、この考え方に従って、お口全体の健康を守っていこうと思っています。
いつまでも笑顔でいてください。
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