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おてがみ-2016.02月号

letter1601-1.jpg年明けはとても暖かい日が続いていましたが、2月の声を聞くころに、とても寒くて、雪が降る日もでてきました。
お元気でお過ごしのことと思います。
1月の末に突然の来院者がありました。
何十年も前に、父と母の患者さんだったかたです。
歯医者になりたくて、父に相談し、夢を実現されたそうです。
なかなか来られなかったのだが、開業して20年が経ち、やっと挨拶に来てくださったとのことでした。
きっと父母がお会いできたら、とても喜んでいたと思います。
父母のことを忘れずに尊敬していました。
原点は八巻歯科医院ですと言ってくださる言葉を聞いたら、さぞや喜んだことと思いました。
父母も人の人生を変えるような手助けをしていたことがわかり、私の心の中で暖かい火が灯った感じがしました。
これからも真剣に、父と母が作った歯科医院を守っていかないといけないと、寒い帰り道を歩きながら思いました。
勉強しないといけないですね。


続きの記事
◆<定期歯科検診を受けていただきたい理由>
◆<冬を乗り切る食事法>

<定期歯科検診を受けていただきたい理由>

虫歯は神経に影響が出るまでは、あまり痛みを感じません。
ですから、痛くなるほど虫歯はかなり深いところまで進行してしまっている事が多いです。
自分では早期に気づきにくい虫歯は、切り傷が自然治癒する様にもとにもどる事はありません。
一度虫歯になってしまった歯は二度と、もとの健康な歯に戻ることはないのです。
そして悪化してしまった場合、虫歯にできる事は根本的な治療ではなく、痛みを止めるための治療、場合によっては神経を抜く、歯を抜くなどの手段しかないのです。
そして、つめものをする、又は冠をかぶせる、ブリッジにする、インプラントにする、義歯にするほかないのです。
いったん虫歯になってしまったら、後戻りはできないのが歯ですから、自覚症状が出てからではなく、定期的な歯科検診を受けて、自分ではわからない小さな隠れ虫歯や歯周病がないかをチェックする必要があるのです。
永久歯は一般に28本、親知らずをプラスして計32本です。
しかし、数も含めて人それぞれです。
歯並び、口腔内環境、全身疾患、生活習慣、歯みがきの仕方、くせ、などにより、1人として同じ事はないのです。
お友達、知り合いの方が良かった事が、ご自分に良いとは限らないのです。
ご自分の口の中の特徴を知り、状態を把握し、健康で健やかな生活をおくるために、定期的に検診を受けて歯科医とともにあなたの歯の健康プランを設計していきましょう。


<冬を乗り切る食事法>

・水分補給・
冬は気温も低く、のどの渇きを感じにくい季節ですが、1日の水分の排せつ量は、季節の変化による影響をあまり受けません。
つまり夏場と同様に水分補給の重要性は高いといえます。
また、風邪の対策や心筋梗塞の予防の面からも非常に重要です。
水分を補給することで、のどや鼻の粘膜を潤してウイルスの侵入を防ぎます。
また、痰や鼻水として体内に侵入したウイルスを排出するためにも水分が必要です。
心筋梗塞の予防としては、血圧を上げないことが大切です。
寒くなって汗をかきにくくなり、のどの渇きに鈍感になると水分の摂取量が減少することで血液の粘度が上昇して血管が詰まり、結果として心筋梗塞を引き起こすことにつながります。
水の温度は、体を冷やさないためにも常温かぬるま湯程度のものを飲むことが大切です。
のどの渇きを感じにくい冬こそ積極的な水分補給を心がけましょう。

・体を温める食事・
冬は乾燥や体温の低下から免疫力が低下しやすい季節です。
免疫力を上げるためには良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルを積極的に摂取することが大切です。
体を温める食材としては、根菜類やスパイス、薬味を取り入れた食事もおすすめです。
根菜類はビタミンC、E、鉄分、ミネラルを含みます。
ミネラルは体温調節を行う上で必要不可欠です。
スープや煮込み料理にすることで煮汁に溶け出したビタミンを無駄なく摂取することができます。
元気に冬を乗り切るために日常生活での過ごし方を工夫しましょう!

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2016年02月05日 09:10に投稿されたエントリーのページです。

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