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おてがみ-2015.12月号

letter1512-1.jpg冬がどんどん近づいてきました。
今年は暖冬ということですが、どうなるでしょうか?
11月18、19日と研修会ということで、歯科医院のスタッフと京都に行ってきました。
紅葉が見られるかと思いましたが、まだ3分や5分でした。
地元の方に聞くと、今年は夏、雨が降らなかったために紅葉にならず、このまま枯れてしまうのではないかということでした。
平等院、伏見稲荷を見てから、北野天満宮、高台寺とまわったのが一日目、二日目は嵐山から、天龍寺のほうをまわって帰ってきました。
”いにしえの昔を”目のあたりにし、心が洗われる思いでした。

さて、私が書いている文章が本になりました。
「女性歯科医師29人の診療と横顔」という本です。
日本歯科新聞社から出ました。
えらいえらーい先生がたといっしょで申し訳ないのですが、まあ、末代まで伝えたいですね。
文章は稚拙なのですが。


続きの記事
◆<歯周病のお話し>
◆<足湯>

<歯周病のお話し>

歯周病は歯と歯ぐきの間に入り込んだ細菌が、歯を支える組織を壊していく病気です。
最近の研究では、歯周病菌の標的は、お口の中の歯や歯ぐきだけではないこともわかってきました。
血管系の病気、糖尿病、早産や低出生体重児、肺炎などさまざまな全身の病気に関係することも明らかになりました。
歯周病菌は血液中に入り込んで全身へと運ばれ、そして、末梢血管を詰まらせ、組織を壊死させる要因にもなりうるのです。
動脈硬化、高血圧により、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞(予備群)の方や、高血糖値により糖尿病(予備群)の方、喫煙により、肺炎や低出生体重児のリスクをお持ちの方は、それぞれの治療を行った上で歯周病の治療を行うと、糖尿病等の改善がされたという報告があります。
日本人の中高年の約八割が軽重度の歯周病とされている今、半年に1度の定期検診で自分に合ったケアをされてみたらいかがでしょうか。


<足湯>
letter1512-2.jpg

よく温泉地などで見かける足湯ですが、上手に生活に取り入れると色々な効果があり、冷え性、肩こり、むくみ、不眠症など改善できるようです。
-足湯のやり方-
・ご家庭にある深めの容器でOKです。私は足湯用バケツ購入しました。39~42℃のお湯を三陰交のツボ(足の内側のくるぶしから指4本分上)からふくらはぎの下くらいまでが浸かるようにするとむくみ解消には効果があるようです。
・15~20分浸かります。お湯の温度が下がってきた時は足し湯をして、終わりまで温度を変えないように保つようにします。
・体が温まってきたら汗をかく前に終わりにし、タオルでよく拭いたら、くつ下などで冷えないようにしましょう。
-注意点-
・温度が下がると効果が少なくなることもあるので、温度を保ちまちょう。
・終わったら水分(白湯など)をとるようにしましょう。
・長時間浸ると体力を消耗し、疲労が増してしまう事もあるので気を付けましょう。
・飲酒後、食後すぐは、心臓に負担がかかり、消化を妨げる事があるので、時間をおいてからにしましょう。

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2015年12月11日 15:28に投稿されたエントリーのページです。

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