おてがみ-2015.07月号
今年も、もう半年が終わってしまいました。
何と早いことでしょう。この半年をふり返ると、ボーっと過ぎているような気になります。
女子大学院生は、続けています。6月に法医学会で高知に行きました。法医学会はお医者様中心の学会です。
とても難しい専門用語が次から次へと出て来て、一つの用語を調べているともう話がわからなくなり、私にとっては、苦難の道でした。
そこで、心に残ったものがありました。イクラごはんを食べて、飛び回っていた子供(1才半)が、のどにイクラをつまらせて、亡くなったという事例です。イクラの直径は8mm。1才半の子供の気管も直径がちょうど8mmくらい。きっと、しっかりはまってしまったのでしょう。
医者の立場から見たら一症例なのかもしれませんが、いかにこんな事故がおこる事を防ぐことができるかを先に考えてしまいました。
子供も高齢者も、もちろん私もちょっとしたことで、大変な事故になってしまうようなことが、日常にはあります。
今回の学会で、この事例を初めとして、いろいろ考えさせられることが多かったです。いろいろ勉強することによりこれからも皆様にお伝えできるよう、がんばります。
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