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おてがみ-2012.4月号

letter1203.jpgまだまだ寒い日が続いています。
桜は咲き始めましたが、低気圧の風により、あまり咲いている期間は長くないようです。
”花の命は短くて...”といいますが、だからお花見なんていうスペシャルイベントが行われるのでしょう。
新年度を迎え、また忙しい毎日を過ごしています。
中央公論新社から出版されている「3.11の記録 ”震災が問いかけるコミュニティの医療”」という本の中に、1~2ページという少ないページ数ですが、私が東日本大震災の時の身元確認作業をした際の経験談が載りました。東日本大震災の記憶は風化させてはいけないと思い、神奈川県歯科医師会の会誌に載った一部です。もし、本屋さんでみることがあったら私の文章を探してみて下さい。

☆4月1日より原宿の休日急患センターは、県の補助金カットにより中止されることになりました。とても残念です。

続きの記事
◆「親知らず」について
◆<スチームオーブンレンジ>

「親知らず」について
永久歯(大人の歯)は上下合わせて28本+4本(親知らず)で32本です。
なぜプラス4本と書いたかを言いますと、もともと親知らずが無い人もいるからです。
20歳前後に一番奥に生えてくる歯が第三大臼歯(智歯、親知らず)と呼ばれています。最近の現代人は、あごが小さいため親知らずがあっても生えるスペースが無く、正しい位置にうまく生えない人も多いです。そのため、前の方に傾いて生えたり、横向きに生えたり、あごの骨の中に潜ったままや歯の一部だけしか頭を出せず周りの歯肉に汚れがつき歯肉に腫れをおこしてしまうことがあります。(智歯周囲炎)この炎症は、ひどくなるとあごの下のリンパ線を腫らしたり、口が開きづらくしたり、顔面や耳のあたりまで痛みを伴い発熱をひき起こすこともあります。受験、就職、出産など人生の節目で忙しい時に腫れたら大変です。自分の親知らずはどうなのか、一度歯医者さんでチェックをしてみて下さい。


<スチームオーブンレンジ>
”ヘルシー調理”というイメージの「スチームオーブンレンジ」。
従来の電子レンジやオーブンレンジと、どう違うのでしょう...

☆電子レンジ・・・マイクロ波を食材にあて、内部の水の分子を振動させ加熱する。

☆オーブンレンジ・・・電子レンジにヒーターをプラスして「焼く」機能を加えたもの。

☆スチームオーブンレンジ・・・300℃以上になる高温スチーム(過熱水蒸気)を発生させ、庫内を一気に高温にして調理する。高温のスチームを使って調理すると、肉や魚の中に含まれた余分な脂分や食材の塩分を抜き落してくれるのでヘルシーなのです。
また、ヒーター以外の熱源にスチームが加わることで、熱のエネルギーはさらに大きくなり庫内にある酸素を外に追い出してしまうため、抗酸化作用も得られ、食材の栄養素が破壊されるのを抑える効果があります。

スチームオーブンレンジをお持ちでしたら、ぜひ活用して”ヘルシー”な毎日を!

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2012年04月09日 16:59に投稿されたエントリーのページです。

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