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おてがみ-2011.6月号

letter1105.jpg今年は少し早い梅雨の時期になりました。計画停電が夏にあるということで、少し不安になっています。歯科医院は電気がなくては治療できないので、患者さんに迷惑がかからないようにしたいと願っているのですが。

さて自分の勉強のテーマと思っている食育についてですが、"かむ"ということがどれだけ大切かを感じています。毎日おいしいものを食べたい、今度〇〇にごはん食べに行こうとか、思っているのは皆一緒だと思います。

でも治療途中だと「その歯ではかまないでくださいね」とお話しをすることがあります。本当はかんでほしいのに、それをいけないといってしまうのは悲しいことだと思います。

なるたけ早く、治療終えて、おいしいごはんを食べて笑顔で過ごしていただけるようにとは考えていますが。一生のうち何回食べることが出来るでしょうか?少しでも多くの種類のものを楽しく食べていただきたいと思っています。


続きの記事
◆顎関節症について
◆「コラーゲン」


◆顎関節症について
お口を大きく開けようとした時、顎(あご)の関節に痛みを生じたり、関節部分にひっかかりがあるように感じたり、食事をした際、口が開けづらく小さく食べ物を切って食べたり、カックン、パッチンなどの音が生じたりしていませんか?そのような症状がある場合、顎関節症といえるでしょう。

原因はさまざまな因子が重なり合って生じる為に、これといって限定するのは難しいですが、心理的ストレスとかみ合わせが悪い為に起こる場合が多いようです。顎(あご)を動かしているのは筋肉ですが、ストレスとかみ合せの異常により、その筋肉が刺激されて顎(あご)が変な動きをするようになります。「歯ぎしり」もその一つと考えてよいでしょう。ちょっとしたかみ合わせの悪さがひきがねとなり、時間をかけて悪い方向へと進んでいき、関節や筋肉などが痛くなるのです。

治療は痛みに対しては薬(鎮痛剤・筋弛緩剤etc)や必要に応じて口の中に薄い入れ歯の様なプレートを入れて治療します。治るまでの期間は症状により差があり、数ヶ月から数年かかることもあります。何年もたっても症状が良くならない場合は、手術が必要になる場合もあります。先にお話ししたような症状があり、違和感を感じましたら一度歯科医の診察をおすすめします。


◆「コラーゲン」
「肌にいい」「骨や関節にいい」と言われる「コラーゲン」。もちろん歯にとっても大切な成分です。

★たんぱく質にひとつ★
コラーゲンは皮膚、血管、腱、歯、骨などの組織にある繊維状のたんぱく質のひとつ。私達人間の体内にあるコラーゲンの総量は、全たんぱく質のほぼ30%をしめています。コラーゲンの40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に、その他が血管や内臓など全身に分布しています。

★コラーゲンが不足すると★
人間の皮膚の中心(真皮)の主成分がコラーゲン。これが不足すると皮膚の水分を保つ場所が狭くなるのでカサカサ肌に。また、関節や骨の衰えにも影響が出ます。

★含まれている食品★
・鶏肉(とくに皮や手羽)
・豚肉(とくに足の部分)
・牛肉(とくに筋の部分)
・ゼラチン

★食品からとったコラーゲンは体内で新しいコラーゲン生成の材料になりますが、この時必要なのが「ビタミンC!」おすすめは「レモン汁」その香りで素材のクセや匂いをカバーしながらビタミンCをプラス★

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2011年06月01日 11:06に投稿されたエントリーのページです。

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